このレビューはネタバレを含みます
▼観ると自分の何かが突き動くというか、何かしないと居てもたってもいられなくなる、まさに衝動を与えてくれる映画。
その観点からして、ソニーのスピーチはもちろん、彼らの仕事への向き合い方や、NIKEの社訓は重要な要素。
こんなの時代遅れな考え方かもしれないが、仕事は情熱でやるものだ。どんなことであっても前提として仕事への熱い思いやモチベーションがないと、良いパフォーマンスはできない。
▼ロブ・シュトラッサー「いいかソニー、往々にしてできることには限りがある。でも君は独りじゃない。ハワードがいる。(以下略)」
仕事への熱意の重要性だけをただ説くのではなく、こういった温かさも描かれているのが推せるポイント。"いくら情熱があっても限界はあるし、一人で抱え込む必要はない"、と。この言葉で救われる人もいるはず。