鹿

アナログの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

アナログ(2023年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん、いやぁ~、うーん、いやぁ~、うーん、いやぁ~。
「ビートたけし」の特別感を期待して観に行ったのだがこれは……。ビートたけし、二宮和也、をはじめ、誰である必要もない。
うーん、たとえるなら……「ラ・ラ・ランド」で感じた、もっとロマンチックに振り切れよ!!!っていう物足りなさ……のような。こういう(どういう?)ジャンルに手を出すのなら、正気とは思えないくらい振り切ったらどうだろうか。なんだか違和感があったのは、オオサカパート。親睦会でのトーキョー人が考えるオオサカギャグには失笑。いやに二宮くんを慕うオオサカ後輩が二宮くんの母親の通夜にはるばる駆けつけた時には、こっからBLか?と身構えた。あと、事故の加害者が高齢のドライバーって設定はわざわざ入れてくる必要、ある?まぁそんな細かいことに目をつぶっても、これをわざわざ映画にした真意がまったく理解できなかった。「ビートたけし」が何かの会話の流れで思いつき程度に言ったことを「あっ、それいいですね!今はスマホで気軽に連絡がとれるから、すれ違いの切なさなんてないですもんね。北野武という名前に傷がつかないようにビートたけしの名前でいきましょう。ストーリーの肉付けはこっちでやっておきますから」なんて、そこそこ失礼なことを言われながらできたものではないのか?「割り切ればいいじゃないですか。これを低予算でつくって出た利益を北野作品に回せばいいんですよ」なんて言われて!?「ビートたけしの名前を出せばキャストも一流どころが破格のギャラででてくれますって」なーんて言われて!?
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