2023年15本目
建築設計事務所に勤める二宮和也と偶然出会う波瑠のラブストーリー
ビートたけし原作が刊行されたのは2017年だが、だいぶ若い頃の話のように感じた。映画の舞台は現代ではあるが、二宮和也と波瑠の落ち着いた話し方が、古き良き時代のマインドを上手く演じている。映画の中盤で明かされる波瑠の設定で違和感が中和されている。
監督は撮影中にカットを掛けずアドリブで会話を続けさせる手法とのこと。焼き鳥屋のシーンがこれに該当するのか、軽快な口調の桐谷健太の良さが生かされている。
起承転結の結が間延びしてるのが残念。
