予告編を見て気になて見てみた。中島健人の演技力が圧巻だった。そのほかにも豪華メンツでの政治劇なので見ていて楽しい。
人って権力とお金に縋る生き物でありメリットとデメリットがある。もし自分が同じ立場でも絶対縋るだろう。一度でもいいからそのような立ち位置にいてみたい。それはそれでしんどいこともあるが願望はある。
一見被害者に見えるが視点を変えると加害者であり加害者に見えるが視点を変えると被害者になる。こういった視点の映画やドラマはチラホラある。政治家の判断でとある人の人生を潰しているかもしれない。自分の判断や行いで誰かの人生が変わるかもしれないと思わされる映画だった。
色々犯人などを予想しながら見ていたけど全然違うかった。なんか怪しそうと思っていた人は宇田のために尽力する人だった。結局リアルも含めて政治家は手を汚さないといけない職業で上に行けないものなんだなとハッキリ教えられたようにも感じる。
宇田は前半政治家として後半は祖父・父としての罪を自白していた。この構図も面白いなと感じた。
2023年103本
