このレビューはネタバレを含みます
オールスターキャストの大規模公開作だが短くて素晴らしい。俺しかお罪自って読んでない。タイトルを3行にしたならお罪自を受け入れろ。
新作映画は公開年に観たい人間だから行ったが映画館で観る必要は……。
政治要素と登場人物が複雑で、昨今の作品に比べて説明も少ないためそっちばっか考えてて普通に犯人分からなかった。というか尾野真千子を忘れてた。一切前情報知らずに観たら冒頭の宇田家と緒方さんの関係性とかマジで訳分からんと思う。
しっかり全体を考えながら観ると犯人すぐ分かるし最低でもマスコミとの二択になるから虚無になりそう。
取り敢えず自作自演とか身内犯人とかじゃないのと、宇田家が一つになれてよかったねで終わりじゃないのは良かった。
メタ視点だと親父にも絶対何かある含みが出てるから晄司にもう少し落ち着いて欲しかった。キレるのはいいけど警察にすぐ青柳建設バラしたりね。
あと最後のぶっ込みで揚一朗どうすんだよ。かわいそうに。
バイプレイヤーズいっぱいで歓喜。バイプレイヤー好きな人なら今年1番の豪華キャスト。エライザあの見た目で『真夜中乙女戦争』みたいな役よりこういう役の方が上手いの面白い。
堤真一が泣くシーングッとくる。圧倒的存在のベテラン男性俳優の涙はイケメンや女優や子どもの涙と比べ物にならない力がある。
映像：====C
脚本：====C
編集：=====B
俳優：======A
人物：====C
音楽：=====B
音響：====C
【MVP】宇田家
