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おまえの罪を自白しろのバナバナのレビュー・感想・評価

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)
3.3
映画の番宣では、てっきり宇田晄司(中島健人)と麻由美(池田エライザ)が夫婦だと思っていましたが、代議士、宇田揚一朗の次男とその下の妹ということで兄妹だったんですね。
麻由美の夫役の浅利陽介や、長男の中島歩は、ストーリー上まるで存在感無し。

日本のサスペンス物は、配役で誰が犯人かがすぐ分かってしまいますが、本作は犯人は分かっても、動機が最後まで観ないと全く分かりませんでした。
それだけ犯人にとっては都合の良い展開だった、とも言えますが。

配役といえば堤真一が代議士、宇田揚一朗役だったけれど、とてもこんな大きい子供が3人居る様には見えず、普段から悪役をよく演じている様な60歳以上の俳優に演じてもらいたかった。
キムタクがTVドラマ『教場』で、白髪の眼光鋭い教官役を演じていたが、ちゃんと感じの悪いおじさんになっていたことを考えると芝居は上手かったと思う。
堤真一もせめて、見た目だけでも老けメイクで演じて欲しかった。

あ、あと、麻由美が頭打って血だらけなのに、誰も病院に連れて行ってくれず、夜中まで血みどろのシャツを着たまま。
政治家一家って、優しくないのねw。
柏原収史さん、確かおデブアイドルグループのプロデューサーやってた筈…。
また俳優に復帰された様で嬉しいです。
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