ビデオドローム 4K ディレクターズカット版のさのレビュー・感想・評価

とりあえず状況を整理させてくれって思いながら気づくと終わってる映画。凄惨な幻視を強制させられる映像というメディアというか、映画(館)というフォーマットが好きだ。現代に設定し直すならインターネットだろうけど、カセットデッキみたいなソケットから肉体にコンテンツを埋め込まれる感覚ってこのクラウドとかQi充電とかの時代にまだあるの？
銃を体内に取り込む、感覚が現実を凌駕するシーンが好き。自傷の跡がある女性に新しい体に生まれ変わりましょうと言わせるの溜飲が下がるというか、変態というモチーフの名手だけある。