silviawong

ドキュメント サニーデイ・サービスのsilviawongのレビュー・感想・評価

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 映画館の閉館直前でこの映画を鑑賞した。満席にも関わらず通路で座ったり立見の人もいった。多分ファンだろうかと思った。
 音楽活動が多く、歴史も長い原因だろうか、ドキュメンタリーにしては非常に長い映画だ。その後終了後監督の話によると、撮影した映像は8時間超えもあったらしく、3時間以内に編集する作業が大変だった。
 映画自体は内容が充実で、ファンなら満足だろうと思いつつ、私のようなファンじゃない人にも興味がそそられる。バンドの日常活動、関係者の取材、録音やライブシーンがバランス良く交互に見せてくれた。撮影やタイトルの入れ方もおしゃれで見やすかった。
 ソール人物の曽我部恵一、業界の人に厳しいイメージがあって、ちょっと怖い人に言われるらしい。長い時期で情熱を続けてこれだけ多くの作品を創作したことは、それだけ天才があると思う。音楽の中に熱を感じて人に共感されやすい親近感がある。コロナの中でもぼちぼちライブをやることや、カレーの店をやることも、人との付き合いが好きの証と思う。
 余りもライブシーンに魅了され過ぎて、会場でパンフレットを買ってライブ収録のCDをもらって嬉しかった。
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