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ライフ・イズ・クライミング!のyayouのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

コバさんとナオヤさん。
なんて爽快なんだろう。
明るい、朗らか、活発で優しい。陽のイメージしか湧いてこなくて、足取り重い、暗いなどなど、陰の感じは全くない。
それは、はじめから最後まで一貫しているが、見えなくなってきて全盲になる間に、気がついたら見えなくなっていた所があったときのショックの大きさというようなことをコバさんが話していて、そうだよなーと、と思ったし、見えていた時の切り取られた写真を思い、自分の身がどこにあるのか知りたいとか、この景色見たいだろうなぁ、とも思った。
でも、あっけらかんと冗談ぽく全盲のエリックに言われる。コバさんが全盲になって、やっと真の友になれたと。今までは半分だったって☺️

コバさんを鼓舞する視覚ガイド、ナオヤさんの大きな地声。応援する声が大きな力になるのは漠然とわかっているが、あのテンションのナオヤさんの声を聞くとすごく安心するし絶対にできると思える。
声はもちろんだけど、クライミングの実績、現場でも頼もしい知識と力。

あんな型の岩山があんな色をしてあんな場所にあって、その上に登る🧗まさかの靴ー
壁は登れるんだなー、超えれるんだなー
すごいなぁ。
脊髄小脳変性症の友人の男性が社会復帰しているのもびっくりした。人間の力ってすごい! 

クライミングをしていて良かったと思うことがたくさんあるとナオヤさんが言っていた。登ることそのものもだろうけど、きっとその先を見ているのだろう。

景色が素晴らしかった。カメラマンもどうやって撮ったのか気になるアングルが、すごかった。

 バリアフリー日本語字幕付き
 ⇧この字幕が所々的確で面白かった。
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