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暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャーのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

帰ってきたシリーズ2本立てでお送りされてラスボス戦で急にVSシリーズが始まった。混ぜるな危険ってそもそも混ぜる気すらなかった。
先攻はゼンカイジャー。ドタバタ感が懐かしくて嬉しい。カシワモチワルドは本編の使い回し焼き直しと言われればそうなんだけど、余計ヒドイことになっててこれはこれで楽しい。カシワモチだから面白い感じになってるけど米に置き換えると厳しい年貢を課して民を苦しめる暴君なのよね…うーん歴史の勉強。
後攻はドンブラザーズ。本編の後日談でドン51話ともいえる内容。シビアな展開に心が苦しくなった。カシワモチのせいでおかしくなったゴールドツイカー一家と違ってジロウが素のままで悪役に仕立て上げられてたのもなんかイヤ。
雉野の隣にいる夏美を見ていやそうなんだよね同じ顔なんだけど別人なんだよねと混乱してしまった。翼への愛を隠さなくなったソノニがひたすらかわいい。ソノザの情に厚い面も知れたし、二人のことがもっと好きになった。
ラスボス戦では巨大戦は無かったけれどお互いの強化パーツを交換したような新フォームが見れたのは良かった。
個人的に一番興奮したジュランの「なんつったっけあいつら、アバレ、アバレ…アバレまくり」という台詞からもわかるようにまじで全然交わってないよね!
ラストシーンはご想像にお任せされたのでまたタロウ汁でどうにかなると思っておきます。
面白かったけどVSシリーズとして見ると前作のゼンキラセンがセンも含めて見事に融合した傑作だったので、それを期待した結果肩透かしというか思ってたのと違うものをお出しされてなんだかガッカリしてしまいました。
これはこれとしてVSシリーズも作ってほしい。こんなのVSシリーズじゃない。
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