このレビューはネタバレを含みます
ドンブラザーズは全話視聴済み、ゼンカイジャーはカシワモチワルドの回まで視聴済みの状態での評価。
スーパー戦隊恒例のVSシリーズだが今回はクロスオーバーは控えめ。前半ゼンカイジャーのお話、後半ドンブラザーズのお話、終盤に合流してバトルという平成ライダーのmovie大戦のような構成でドンブラ・ゼンカイともにそれぞれのアフターストーリーを描いた別々の単独作が2本立てという感じに。
私としてはドンブラザーズの映画として見に来たのでドンブラパートを軸として語りたい。
今作の印象としては「蛇足」とまでは言わないが、ドンブラTVシリーズの美しい最終回の後を濁した作品になったなあ、というちょっと残念な観賞後感に。
特にソノイの死亡についてはTVシリーズの設定は活かされていたのは良いが、感情として受け入れ難い感じになってしまったのは何だかなあ…。謎理論で雑に復活するまでがドンブラだろうか!(まあ来年のVSで復活するかもしれないが)
棺桶神輿からのタロウ復活などドンブラらしい素晴らしくクレイジーなシーンは凄く良かっただけに、全体的にモヤモヤな印象になっちゃったのはなんとも惜しいところだ。