このレビューはネタバレを含みます
公開当時から結構評価が高いと聞いていた本作を視聴…なるほど～結構正統派…というか呪怨のリブート＋リングを少々感がありましたが(笑)、中々良かったと思います！！
ストーリー
『何か変なテープに入った曲を聴いたら、どんどん人が失踪してしまった…さあルーツを辿るぞ！！』が主軸でした。こういう恐怖の出どころを辿るのはホラーの醍醐味だと思っているので結構好きです、しっかり呪いの足跡をたどっています！
テープに入った歌を歌ってたのはサナちゃん…このサナちゃんは家や学校で可哀そうな扱いを受けているかと思いきや…という、キャラとしても結構真正に邪悪な感じで、邪悪さに特に理由はなし、初めからヤバい子だったというのがストレートで良かったかと思います。
キャスト
特に良かったのほぼ主役のマキタスポーツさんと関口メンディーさん。
マキタスポーツさんはヌけてるようで、ちょいちょい鋭いことをやって話を引っ張ります。風貌とキャラが合っててとても良かったです。
あと関口メンディーさん…あのガタイで目を見開いて怖がる演技が良く、可愛さを感じてこちらも良キャスティングだと思いました(笑)。
正直GENERATIONSは全く知らないのですが、そういう意味でのキャスティングは気になるほどではなかったかな～…序盤目を見開いて鼻歌歌うシーンが微妙だった印象はあったか…。
ホラー演出
呪怨感強いな～と思ってしまいましたが、まあ普通に怖い。グロさは控えめで終盤まで幽霊のサナちゃんの顔は写さず、怖そうな場面や演出だけで攻める手法は今回良かったと思います。
特に怖いのがサナちゃんのお母さん…あれ怖いよ…呪怨でもやってたけど無限ループって怖いし、ループからいきなり変な行動したり、表情だけキマりだすと良いですね～！
でも最後に出てきたサナちゃんは…口からコード出てたのはちょっと微妙だったかな(笑)。
お母さんもキツかったけど一番嫌な感じだったのは逆再生シーンだったかも…あれも続けたら何か意味があったのかな～？
ラストは『おっ？受肉かな？？』と思いましたがそうでもないのかな？いやー結構邪悪なサナちゃんに寄り添うことはちょっと無理っぽいですね～(笑)。こういうので良いんだよ感のあったJホラーで満足でした！！
