軍事政権時代と2000年代それぞれのアルゼンチンを舞台にしたミステリー、といえば良いのだろうか。
基本的にはかつて起こった未解決事件を追及する物語であり、口当たりはミステリーなのだが、切ないロマン…
ミステリーとしてはご都合主義が目立つけれど、感情の機微や情緒のきめ細やかさ、感性が自分にはとてもしっくりと馴染んだ。誰かを想い続けるということ。思いを打ち明けられず空虚な心を抱えたまま一生をTemo…
>>続きを読むそこまで真新しい内容ではないというか、似た系統ではこれよりも良くできている傑作のいくつかに名前負けして隠れてしまう、というそれだけが惜しいところ。
若干映画的すぎな演出があったり、お話もそこまで巧…
このレビューはネタバレを含みます
勝手にアルゼンチンの役所広司と呼んでるリカルド・ダリン。「明日に向かって笑え」しか見てないがいい役者だと思う。
今回はシリアスな演技で魅了してくれました。
自身の人生を振り返り、どうしても忘れられな…
予告編では愛とミステリーが交錯したドラマのようだが、ラストの仕掛けが予想以上に心に響いた。
引退した裁判員だが唯一解決していなかった25年前の事件。
そして愛した女性。それらを小説として作っていた…
公開当時劇場鑑賞し、その後何度も観てきたお気に入り作品。
刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に起きた新婚の女性が暴行され殺された事件を題材に小説を書こうと、事件当時の職場へ向かい元上司…
長年勤めた検察官を定年になった男が、
持て余す時間を使って小説を書こうとするところから物語は始まります。
小説のネタは、25年前に捜査にかかわった殺人事件。
そして、映像は25年前に切り替わり、
…
良作。
時とともに薄れていく記憶。
しかし時が経っても忘れる事が出来ない想い。
凄く良かった。教えてくれた方ありがとうございます。
サイコパス映画に毒された自分は最後まで旦那様を疑いながら見てました…