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瞳の奥の秘密のxavierのレビュー・感想・評価

瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)
4.0
美しいオープニングシーンからは、予想だに出来なかった衝撃の展開…
ブエノスアイレスの連邦刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に起きた悲惨な事件をテーマに小説を書くことにする。それは新婚の美しい妻リリアナが自宅で暴行され無惨に殺された事件で、ベンハミンや同僚のパブロや女上司のイレーネと共に、苦労の末に真犯人ゴメスを逮捕したという忘れられぬ記憶のものだった。
小説を書くために、改めて事件を調べるベンハミンだったが、そこには予想だにしなかった事実があった…
ストーリーはこんな感じ
アメリカでもリメイクされているアカデミー外国語映画賞を受賞した作品(因みに、アメリカ版は"シークレット・アイズ"というタイトルでジュリア・ロバーツやニコール・キッドマンが出ています)
この殺人事件の犯人を捕まえるシーンは見応えがあった。
頑なに犯行を否定する真犯人ゴメスを
イレーネが挑発をし激昂したゴメスが
リリアナ殺害の自白させる。これが痛快で…
まぁ普通の刑事ものだったら、"良かった良かった"で終わるんだろうけど
この後、ゴメスが釈放され罪も与えられない展開になるんだよね。
海外では良くある司法取引ってやつで
でも人を殺しといて罪を与えないなんて何故?って思ってしまう。
殺人がチャラになる物って?
なんか納得がいかない。
モヤモヤしたまま、話は進んでいく…
これで終わるの?って思っていたら…
衝撃の展開!
これは思いつかんかったわ!
最後の最後にやられました。
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