雨空

オクス駅お化けの雨空のレビュー・感想・評価

オクス駅お化け(2022年製作の映画)
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普段、使われているオクス駅の下には廃駅になったホームがある。関係者以外立入禁止のそこに、ある男が入り込み回送電車によって轢死した。当初は自殺だと言われていたが、そこで子どもを見かけたという目撃証言がでてくる。
ゴシップが基本のウェブニュースの会社で記者をしている主人公。主人公はとにかくPV数をかせぎたいがために、この怪談じみた話を追うことに。

日韓合同のホラー映画。ものすごく本音をいうとなんかもったいないなあ、という気持ち。韓国映画(韓国の映像作品)的なとことん描く嫌さ厭さ気持ち悪さおぞましさがマイルドになっていて、そういう意味ですっきりしない。ストーリーの様々な部分でJホラーの有名作品ぽくて既視感。もっとうまく融合できたのではという気持ちになってしまった。

ただ、観終わって、韓国映画、日本映画のおおまかな特徴だったり、そういう色んな部分について考えるキッカケになったので結果よかったのかもしれない。

ネタバレなるから言わないけれど、あそことかあそことか、もうちょっと掘り下げたら厭さが増したのではとか思ったりも。

最後のオチはあまりにも良くて好き。大好き。
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