すごく楽しみにしていた映画。
評価は低いけど、ホラー好きなので低くても観てしまいます笑
しょうもなそうなお化け屋敷でも、入ってみたくなるのと同じかな。
恨みや呪いの元になるものがちゃんとあって、それが描かれていてストーリーがしっかりしていたので、良い映画でした。
霊のビジュアルがはっきり映るので逆に怖くないし、少し子供だまし的なビジュアルなのでそこは残念ではありました。
でも、その恨みの原因となるものは哀しくとても陰惨で、それを考えるととても怖いです。
はじめの走る電車の中から、地下鉄の駅を映す映像はホラー映画の始まりとしてはとても良かったです。
冒頭のホームドアの場面や前半の監視カメラを確認したら話してた相手が写ってなかったところが凄く怖かったー!
あまり無い状況ですが、人が少ない地下鉄の駅ってちょっと怖いです。
ホラーとして題材も良かったと思います。
最後のほうはホラーからサスペンスに変わってしまった感じで、そこは賛否が分かれそうです。
自分としては「ミンナのうた」よりはこちらのほうが好きです。
この映画、早朝か夜遅くしか上映されてなくて、自分は早朝に観ました。
シアターに入るとお客は自分1人。
ホラーなのに1人なんて怖いー!観るのやめようかなと本気で迷ってたら、始まるギリギリに男子高校生が2人入って来てくれました。
良かったー!助かった。
観終わった後、そのお2人に「1人だったら怖かったから、2人が居てくれて良かった。
本当にありがとう!」と声をかけました。
お2人はとっても素敵な笑顔で応えてくれました(後から笑われてるかな笑)。
人付き合いは好きではあるけど、1人で行動するのも好きな自分。
でも、やっぱり見知らぬ人でも他者が居る事で救われてるんですね。
そんな事を再認識した朝でした☆