すいかのたね

オクス駅お化けのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

オクス駅お化け(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ全開なので興味ありましたら読まない方が良いかと思います!

伝染系の呪いで、結構どっかで見たな~って描写が多い…というか公式サイトに『高橋洋(リング)×イ・ソヨン(アパートメント)×白石 晃士(貞子vs伽椰子)』とあって「あ~なるほどね」ってなる作品でした(笑)。更に特別映像に『まるでリング!?井戸映像三連発』ってのもあって正直笑ってしまいました(笑)。

個人的には結構好きです、特に最後のスッキリ爽やか感が良い!!…でもコレ、冒頭の映像であった『駅でフラフラしてる女性と巻き込まれて死ぬ男性』は何だったのともなりました(笑)。特に巻き込まれて死ぬ男性は『言うほど呪い関係なく普通にホームドアで首を切断』されるという…そこは疑問が残ったし…「ホームドアで首切断は無理じゃね」って思ったかな~(笑)。フラフラしてた女性は妹さんで良いのかな?良心の呵責的なヤツで呪いを移さなかったのか?はたまた単なるイメージ映像??

呪い部分
理不尽系です、知ったり言ったりするとアウト。他人に移すことも可能ですが、移す条件が微妙に難しい(笑)…正直制作側やオチの都合を感じましたが…まあ最後のスッキリ感が好きなので個人的にはアリ(笑)。
あと根源的には結構悲しい話なのですが、そこがあんまり活きなかったのは残念かな~…無念で死んだので呪いを振りまくだけで片づけられちゃうと、設定そのものとしてちょっと悲しい。

ストーリー
結構大雑把だった気がします(笑)。
大筋は『ホラー記事でバズらせを狙って色々調べていったらヤバいことになりつつ、更には結構デカい闇を暴いてしまった』という感じなのですが…どうしてもその『呪いと根源を解き明かすために配置されたキャラ』が多い印象を受けました…ワリとご都合感で話が進んでいき、主人公は呪いに巻き込まれているというより、話の都合上終盤まで保護されてる感が強かったですね。
あと今時ホラー記事でバズるというのが現実味に欠ける感覚はあったかな~…まあコンセプト上仕方ないんですけどね。

オチが好みなのでそこで結構加点が付いてますが、個人的には中々好きな作品でした。何というか『要素(井戸)と要素(理不尽)と要素(悲しき過去)を組み合わせて、力業でホラーを創り上げた』みたいな感覚ですが、まあ終わりよければ全て良しということで(笑)。
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