このレビューはネタバレを含みます
地下鉄での不審死を探るうちに、呪いに巻き込まれていくお話。
恐怖シーンはジャンプスケア中心で、分かりやすいけど、少し怖さは控えめ。殺害方法も地味なものが多く、盛り上がりに欠けた気がします。
ストーリーの流れも、リングと同じ脚本家の方が参加しているためか、リングに近い要素があり、既視感ありました。
一方、会社で酷い扱いを受けながらも、なんだかんだタフに生きてるナヨンは応援したくなりました。ウウォンの人が良いけど、底の浅い感じもよく、図太くないから、ナヨンに呪いを移した事を後悔して、勝手にメンタル病みそうだなぁ…と。
スカッと解決した風のラストは爽快感こそありましたが、子供たちの件は何も解決していないし、社長が死んだら真っ先に疑われるのはナヨンだし…と、納得感はなしでした。
ジメジメさと派手さの両方の要素がある気がしますが、なんだか中途半端に感じました。どちらかに振り切ってくれていたらまた印象が違っていた気もします。
