なくいら

ブルックリンでオペラをのなくいらのレビュー・感想・評価

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.6
夫:スランプ中のオペラ作家
妻:潔癖症の精神科医
謎の女:恋愛依存症の船乗り

この3人が繰り広げる、ほっこりコメディ映画だと思ってたんだよね。

予告と邦題(原題:She Came To Me)の印象とは全く違う雰囲気の作品だった。
宣伝担当者はこういう解釈するのか、それとも事前に違う印象を持たせたい効果だったのか、はたまた私の抱いた印象がおかしかったのか。
作品を観てみると、原題の意味がとても深いと感じる。

この3人の話だけではなく、息子とその彼女という登場人物がいて、そこに予想外のシナリオがあり、とても大事な要素となっている。

幸せの形は人それぞれあるんだということが描かれた優しいお話だった。
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