水饅頭こわい

ブルックリンでオペラをの水饅頭こわいのレビュー・感想・評価

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.8
何とも客を惹きつける邦題に釣られて観賞しました。上手いのか?

何年もスランプで曲が書けない鬱なオペラ作曲家の夫、その主治医である潔癖症のクリスチャンな精神科医の妻、妻の連れ子の成績優秀な18歳の息子。
その恋人で一緒に環境工学?を勉強してる16歳の恋人、精神科医宅の掃除婦として働く移民の恋人の母親、母親と同居している学歴コンプレックスで融通が利かぬ法廷速記人の義理の父親。
そして治療が必要なほど恋愛依存症のタグボート女船長が作曲家へ絡んでくる。(原題she came to meはこれを指しているのか?)
それによって二つの家族が大きく揺れ動いていく話し。
ラブコメかと思って観に行ったが軽いタッチで描かれている結構奥の深い作品。
ラストの尼さんになったアン・ハサウェイの表情に一番笑った。
アン・ハサウェイってこういう役が演じられて素敵だなと。
勿論、マリサ・トメイも安定の良さです。
更に意外とモテる役の多いピーター・ディンクレイジ。(女タクシードライバーの映画でもモテてた。)
何かイイ感じでハマった配役でした。