福野ふくろー

セフレの品格(プライド) 決意の福野ふくろーのレビュー・感想・評価

2.8
セフレの品格の後編。

前編がめちゃくちゃ面白かったのでめちゃくちゃ期待して行ったけど、前編ほどのハラハラ感は無かった。残念!

もう別の映画!

序盤から急にめちゃくちゃ重いし、
よく居るような親に愛情を持って育てられずに自分の身体を安く見積もる1人の女の子に
あそこまで親切にするかずきは意味がわからないし、その説明もない。見てる人の意表をつくためだけの展開に見えて残念だった。
原作未読のためもしかしたらその辺の説明もあるのかもだけど、にしても家族劇みたいにシフトされると冷める。
かずきが裏切られてセフレという関係を選択してったのに、その女の子に愛を教える構図もよくわからないから取ってつけたようにみえるし、主人公と急に関係を断ち切ったのもよくわからない。
なんとなく女の子と主人公が打ち解けたから、また関係をやり直そうって
フワッとしすぎててモヤモヤする。

前編は、主人公のこと好きなのに、かずきが昔裏切られた経験からあえてセフレという選択肢を取ってて、
それに振り回される主人公という構図がしっかり取られてて分かりやすくてどう展開してくのかワクワクしてたのに
後編でその辺は置いといて、別のキャラとかがそこまで深掘りもされず出てきて掻き乱して終わる。なんで!かずきが、主人公には裏切られてもいいからセフレじゃなくて、違う関係になろう!とかなってよ!何も進んでないやんけ!!笑

新しく主人公のこと好きになるボクサー必要?笑
なんで好きになったかよくわかんないし、どんな人かもよく分からない。ただのかませ犬。中絶女もほんとなに。掻き乱して終わりって何!?

前編が良すぎただけに、モヤモヤが残る作品でした。なんでこうなってしまったんだー!
好みの展開じゃ無かった!

最後「ホテル行こ」で終わるのは好き笑