女の裸体を男の手が愛撫する、という構図をグラフィカルに積み重ねることが“女”を描く手法であり、だからこそ乳房は計算で出しましょう、ということになる。
“ささやき声”はゴダールの発明の1つだな、とは改めて思い知らされた。ささやき声のポエティックなナレーションと、短いショットのモンタージュで、なんらかの陶酔感は絶対生まれるわけで……
演劇と愛についての詰問に弁明し続ける男を容赦なく途中でカット、というのは精一杯のギャグであったろうと忖度した。
プールで中途半端にソラリゼーションとか流石に意味わからないけど……