シネフィルmonk

恋人のいる時間のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

恋人のいる時間(1964年製作の映画)
3.4
副題が「1964年に撮影された、ある主婦の一日の断片」。パイロットの夫と子供がいて一見幸せそうな主婦が探偵の追跡を逃れるようにタクシーをはしごして俳優の愛人と密会するストーリー。

ヒロインの心情に合わせるように実験的な反転映像や詩的な表現を織り交ぜ、いかにもゴダールらしい演出です。ラウル・クタールによるパリのモノクロ撮影が美しい。主演はマーシャ・メリル。『黄金の七人』の"教授"フィリップ・ルロワも夫役で出演してます。
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