『ひろがるスカイプリキュア』の録画消化がようやく追いついたので見てきた。紛れもなくエンドゲームだなこりゃ。
まあ最終決戦は決め台詞合戦始まったりサブキャラ達が喋らなかったり飛行能力なしキュアも皆で足場のないところで戦い続けてたりで公式MAD感が出てしまってた気がするが、全編通して凄く良かった。最終決戦はライダー戦隊の『スーパーヒーロー戦記』のかなりちゃんとしてる版みたいなもん。というか『HUG』のオールスターズ回（36.37話）に近い感触。
でもサブキャラ達、掛け声程度でもアーカイブ音声とかから引っ張って来られなかったのかな。みらリコ出てきてみらいしか喋らないとかはちょっと違和感あるし。
ランダムにプリキュア集めてサバイバルさせたらとりあえずめちゃくちゃ面白い。ほぼオールスターズなかった世代のキャラクター達なのではじめましてで話が進むのも楽しい。そこから急に来る大ピンチ。落差が凄くてスクリーンから目を離せない。オールスターズとはいえメインキャラクターは絞られておりそれぞれの見せ場がちゃんと合って凄く良かった。チーム分けもなかなか秀逸。
キュアラメールといいキュアパパイヤといいトロピカ勢はいるだけでギャグもしっかりこなす。ましろとローラが同じ組なのストーリー進行が転がりやすくて良かったな。
花寺のどかは直近3作の脳筋主人公組に混ぜたら絶対についていけないのでプリズムチームにいて本当に良かった。あと可愛いラビリンがここぞの場面で可愛く出てくるので可愛いし非常に可愛くて非常に嬉しくて可愛かったです。
まああと何が良かったってあんまりクサすぎないところ。全部台詞で言わないし余計なことあんまり言わないし。男の子のプリキュアがどうの、みたいなのマジでいらんし。
初代が最強、みたいなノリは好きじゃないけどやっぱオールスターズで出てくると安心感ある。
キュアマジェスティ、本編ではなんか変な登場の仕方してるけど出てくるタイミングめっちゃ良くて、こんなん愛着湧いてくるじゃん。クライマックス突入へのフックは間違いなくキュアマジェスティが作ってる。
こういうちゃんとしてる集合映画見ると、ああこの作品もこのキャラクターも好きだったんだよな、と自覚できるから良い。メインターゲット層から脱してから結構経ってしまったけどずっとプリキュア見続けてて良かった。まあ録画貯めたりはしてるんだけど。
周りに子供あんまりいない回で（大人もいなかったが）、子供がちゃんと楽しめてるのかが分からんかったのだが子供達も楽しんでくれていると嬉しい。
