Dommuneで高橋ヨシキさんのレビューを見て鑑賞。
第二次大戦末期のフィンランドを舞台に敗戦濃厚で行き掛けの駄賃に暴虐の限りを尽くしながら撤退していたナチの部隊。しかし彼らが略奪しようと目をつけた金掘りの老人が実はソ連兵から悪魔と恐れられた元軍人だったという「舐めてた相手が殺しのプロだった」というランボーやドント・ブリーズ系統の痛快作。
ハリウッド的な規制が無いためか手足が飛んだり地雷で身体が吹っ飛んだりの残酷描写が容赦無いのがいい。
また主人公に一切の心理描写が無く最後の最後までセリフ(フィンランドだけどほぼ英語)を喋らせないのもクール。
こういう作品が組合で揉めたりフランチャイズが幅を効かせるハリウッドへの新たなカウンターになり得るか期待大。