舐めてた採掘じいさんがまさかの・・・なナーメテーター映画。
首吊りからの気道確保や水中での酸素吸引方法等、バイオレンスの中にも工夫を凝らしたフレッシュな描写の数々が見ていて楽しい。
ジャンル映画ながらも戦時中の「○○っぽさ」だけをなぞるのではなく、キャスト陣の土埃にまみれた汚れっぷりに、真摯な仕事の姿勢と志の高さが素晴らしい。
歴史物を扱う上での衣服のシワ、シミ、汚れ。汚れの再現性で作り手側の本気度は計り知れる。
衣装といえばどうしても比較してしまう日露戦争直後の北海道を舞台にした某漫画原作の実写化作品の劇場予告。
絵作りのチープさが本作を観た後だと余計際立つ。