このレビューはネタバレを含みます
絶対に死なない不屈のお爺さんが、自身が掘り当てた金を奪ったナチスを返り討ちにする話。
側頭部にナイフ突き刺したり、地雷を投げて爆殺したり、川に潜って逃げたと思ったら追いかけてきた兵士の首を掻っ切って酸素ボンベにしたり、ナチスに相応しい最期の連続にニンマリしてしまう。
対するナチスも馬を吹き飛ばしたり、縛り首にしたり、容赦無いやり方で爺さんを追い詰める。
しかし、お爺さんは決して諦めず、鬼の形相で金を取り返しに来る。これぞ翻訳不能のシス魂!
流石に縛り首にされた時はもう無理じゃね?と思ったけど、足に、飛び出た鉄筋を突き刺すという痛々しいやり方で乗り切る…
ナチも死んだ事をちゃんと確認しろよ!とは思うけど、そんなやり方で乗り切るとは流石に思わないよなぁ笑
足に鉄筋突き刺しもそうだし、身体中にガソリンがついた状態で火を付けて、火だるまになったまま川に飛び込んだり、乗り切り方が常軌を逸してる所も面白い笑
そして、この映画の良い所は、ナチスに逆襲するのが彼一人ではない所。
捕虜にされ、安全確認の為、地雷原を歩かされるなど酷い扱いを受け続けた女性達が、お爺さんから武器とシス魂を受け取り、ナチスを肉塊にしていく。
横並びに歩いてくる所は叫びそうになる程興奮した。カッコ良過ぎる!
ナチス側のボスどっかで見た事あるなぁ…と思ったら、『オデッセイ』のドイツ人科学者じゃん!!
映画評価基準
この映画が好きか 8
没入感 8
脚本 7
演出 9
映像 9
キャスト 10
音楽 7
余韻 9
おすすめ度 7
何度も観たくなるか 7
計81点