老人が運ぶ金塊を奪おうとするナチス。だけど、実はその老人は"不死身"と恐れられた百戦錬磨の老兵だったという話。いわゆる、怒らせちゃいけない男を怒らせちゃった系の映画。
そこまでアクションに派手さはないんだけど、泥臭くも確実に1人1人を片付けていく様は、間違いなく手練れの貫禄。見終わってから知ったけど、驚くことにこの主人公には実在するモデルがいるらしい。
どうやら旧ソ連の兵士を500人以上も狙撃し、”白い死神”と言われたフィンランドの伝説的な狙撃兵がモデルとのことだけど、狙撃して敵を仕留めるようなシーンは全然ないというね。
でも、華麗に何でもかんでもこなすよりも、こういうアクション映画のほうが見応えがあるような気がする。