トライン

SISU/シス 不死身の男のトラインのレビュー・感想・評価

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)
3.5
街を焼いたナチスが襲ったフィンランドの金堀りじいさんは、一人で100の単位のロシア兵を皆殺しにし、不死身と恐れられ、自軍のフィンランド軍でも手を焼いて放逐された特殊部隊員の生き残りだった!という話。



爺さんが強い!セリフはもう殆ど無い!とにかく爺さんが強い!どのくらい強いかって大体ターミネーターより打たれ強いし、とにかく死なない。爺さんのモンスター映画って言っても間違いじゃない。どれだけ殺すほどのダメージを入れても必ず復活して追ってくる。ジェイソンよりジェイソン。恐怖させると強くなるバフ乗るっぽいからフレディよりフレディかもれない。



その一本調子だから見やすくもあるけども、もうそれ以外の要素も何も本当に何もない。ミスター・ノーバディみたいだなって思ったけどとにかくセリフも何もないからシンプル以上の何者でもない。塩味だけでお届けするメインディッシュといった感じ。疲れてても見れる位の。だから味わい深い何かを感じたいなら別の似したほうが良いかも。



最近何の映画見ても細かい何かだとか深い理屈を求めがちな人が多いから、こういう感じのパワーでぶん殴ってくる映画は心地よかった。心理描写も何も要らないんだよアクション映画なんだから。



戦争だ!我らにはそれが必要だ!!
トライン

トライン