復讐に燃える最強おじい。設定はある程度練り込みながらも、表現するのは一部のみ。寡黙なおじいが楽しめます。なんでこのジャンルってめちゃくちゃ面白いんでしょう。好き。
めちゃくちゃな設定なのは間違いないですが、ただただ最強なのではなく、ボロボロになりながら生命力で勝ち抜いていくこの感じよ。「死のうとしない」ってダイハード感がまた好き。
91分という短い作品でありながら、無駄なものは全て排除し、魅せたいところはたっぷり魅せる。こういうとこも大好きです。
ラストは、そこかい!という突っ込み待ちな感じも否めないですが、後半のめちゃくちゃなバトルに緩み始めた頬を、完全な笑顔に盛り上げる素敵なシーンでした。
しかしみんな何というか死に様。グロもあるので注意。よかったです。