永江二朗監督の三部作の様な、流行りの２ちゃんねる都市伝説・ネット怪談系…てヤツですかね。ただ、私自身はこの『ヒッチハイク』て元ネタに関しては、どーいうハナシだったかあんまり好く覚えてないのですよね。とは言え、私同様に元ネタを知らないって人＆そもそも知るハズもない海外の人、とかだったら私と同じ様に観るしかないワケで、そーするとまず、この元ネタの『ヒッチハイク』てどーいう怪談？＝ナニがコンセプトってヤツ？てなコトすらも（この映画を最後まで観ても）全然分からなかった…とゆーのが言いたいコトのほぼ総てかも知れません（⇒すると、また当然の如く『悪魔のいけにえ』の超・劣化コピーにしか見えなくなってゆく…とゆーのは、ナンとか言わずに我慢して飲み込んだとしても）。
重ねて、元ネタを知らないので、例えばあのカーボーイ父ちゃんとかゴスロリ双子とか、アルプス民謡とか或いは「時空の捻れ」みたいなモノとかが再現度的にどーだったのか…とかは知ったこっちゃねーのです。がしかし、結局そのドレもコレもが正直全然、今更コレを寄せ集めてホラー撮るよ！て言われても…みたいなヤツでしかなかったと思いますし、それら要素の個々のクオリティとて、スプラッタも大したコトねーし・演技も総じて微妙だし（襲われる側も襲う側も⇒特に襲う側は、異常な感じを「演じてる」感がどーにも強くって終始舞台役者かなんかにしか見えないし）、プラスも一つ、コ～レはイクらナンでも…と思ってしまったのが、例に依って例の如くのレザーフェイス（のパチモン）を主人公がレンガ？で殴り殺す終盤のシーン、スローモーでハイライトしてるのですが⇒だから尚更に殴られる前から「身構えちゃってる」のが一目瞭然！て体たらくだったりもして……結論、正直、こーいうのをこそ昔だったら「エクスプロイテーション」なんてゆーてたんやなァ……て感じですよね。残念。。
