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トップをねらえ2! 劇場版のromioのレビュー・感想・評価

トップをねらえ2! 劇場版(2006年製作の映画)
1.0
GINAXの20周年を記念して作られた作品。
トップをねらえの後の世界の話である。こちらもアニメ版は6話。

ただただ蛇足の一言。
どこを見せ、どこを見せないのかが的確であった名作トップをねらえ。
その続編が、その全て見せなくていい所でどうする。
いったい何を見せたかったのか。
それがラストだけであったらまったくいらない。
なぜなら、こんなの見なくても、それはいつまでも心の中にあるものだから。
同じようなシーン、音楽を出されてもただ不快でしかなかった。

ここからは不満。いやここからも。

SFあまり分からない自分からしたら、ラストの方はよく何が起こっているのかが、分からなかった。
重量変動体、特異点、私の特異点をあげるわも、???であった。
正直、ダイバスター7号が今まで何をしてきて、今何をして、これからどうなるのかも自分には分からず。これは致命的であった。

また前作は主要登場人物のりこ、お姉さま、コーチの三人が6話の中で躍動していて、とても魅力的であった、もちろん艦長やユングも好き。
だが今作は6話なのに、登場人物が何人もいて、超能力ある人たちとない人のいがみ合いなんかもあったり、とにかくみんないけ好かない奴ら。勘弁してほしい。
今回の主人公、お姉さま、まったく魅力なし。
まず小さくクールなやつをお姉さまと呼ぶのはいかがなものか。
終盤、お姉さまの子供っぷりには勘弁。
お姉さまが、一緒に死のう的なことを言ってくるが、その時に、お前は何も分かっていないとパンチの一つでもくれてやりたかった。
基本的に今作はSFファンタジーのただの萌えアニメ。
服を破くシーンなんかがあるが、
改めて、1でのりこの、ごめんねごめんねガンバスターの名シーンっぷりたらなかったなと思い、トップをねらえ1を4話からまた見てしまった。
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