抜け出せない指チョンパ地獄…
大阪アジアン映画祭上映作品。少しの出来心が思わぬ事態を招くドタバタ青春コメディの始まりを見せ、途中で連続指チョンパなグロ描写を挟みつつ『スタンドバイミー』的な何とも言えない郷愁を感じさせる不思議な作品！
ホラーかと思っていたけれど、そこまでのホラー要素はなかった。高校生たちの“これからも一緒にいたい！”からこその嘘と、結果的にか意図的にかは断言出来ないながらも、そのカウンターとしてのもう一つの嘘の対比が味わい深い…ような気はする。少なくとも尿の一気飲みをするくらいには彼は本気で切実かつ（言うのも言わないのも）怖かったのだろうし、それに対する最大限の皮肉とも取れる「血の誓い」とかもう呪いのレベルだし、ボス的な人が言ってたように一生忘れることはないでしょう。それが良いのか悪いのかは置いといて。
サラッと書いたけど尿の一気飲みってやばくない？絶対体壊しそう…。単なるイタズラだったのにその相手がマフィアだったもんだから、指チョンパ合戦にまで発展しちゃうっていう青春の悪ふざけの最悪パターンに転がっていくのは辛いながらも笑えて楽しかった！こんなに何度もじっくりと指チョンパやるのもなかなか珍しいのでは？ホラーかと言われると何だか微妙だけど、一応ホラータグつけときます😂
今年は一応２枠あったけど、大阪アジアン映画祭さんもう少しホラー枠とって欲しい！
