香港ファミリーの作品情報・感想・評価

モラハラ母さんに、辛抱強いお父さんが
いよいよ耐えきれなくてブチ切れたら
力で勝る男は、問答無用で一発アウト。

何が自分を不機嫌にさせているのかが
分かっていない人が
とにかく周りに八つ当たりして…

どこの家も母はいつも機嫌が悪くて父はそれを聞こえない振りしてやり過ごすもんなんだ
エブエブでも観た構図だけど現実はエブエブのようにはいかない、これはエブエブの現実バージョン
お婆と息子(母の弟)が揉…

普通の中流家庭の話なのに引き込まれる。確かに誰かしら自分の家庭と重ねて、思うところがある作品になっているせいかしら。

解決しきってないけど解決に向かう希望を見いだせてる着地点の素敵さ。(まあ残され…

• #大阪アジアン映画祭
• #元々は「陽」というタイトルの予定だった

人物造形がちょっと類型的で昔の松竹映画みたい
あんなプレステ初期ポリゴンに感情を揺さぶられないだろういうところと群像劇を描くにはまだ未熟という感じ
序盤の荷物をトランクに入れる入れないのくだりは良か…

鑑賞後監督のゲスト登壇あり。
自分の過去をヨンに投影した、とのこと。
英題香港ファミリーは香港の家族のストーリーとして共感されたから。でもその後韓国や日本でも同様の共感を受け、東洋だけかもしれないけ…

離散寸前の家族を題材にした映画で、これも監督の第一作ながら決め決めの構図などあり、上手い印象。八年前の大喧嘩を一つの沸点とし、そこから在り方を変えてしまったそれぞれの行く末を描く。こりゃもう無理だろ…