kazu1961

イルマーレのkazu1961のレビュー・感想・評価

イルマーレ(2006年製作の映画)
3.5
▪️Title : 「イルマーレ」
Original Title :「The Lake House」
▪️First Release Year:2006
▪️JP Release Date :2006/09/23
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:98分
▪️Appreciation Record :2020-300 再鑑賞
▪️My Review
内容的には韓国オリジナル版のレビューにも書きましたが、2年という時間のズレで同じ時間で会うことができない2人、2年後に会うという約束、そして意外な運命の行方。スマホ真っ盛りの現代においては、手紙そして、2年間のズレ、このこと自体がとても新鮮です。
しかしながらその舞台、光のイルミネーション、映像の叙事性や静謐性が韓国版の方が勝ってますね。そして骨子となるストーリーもヒロインが過去の失恋の傷が癒えずに最後まで自分の気持ちに気づかない、それに気づいた時の喪失感は韓国版の方がグッときます。
本作、2000年の韓国映画『イルマーレ(時越愛:シウォレ)』をリメイクした恋愛映画です。主演は、大ヒット作『スピード』以来の再共演であるキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。オリジナルの基本的な設定はそのままですが、舞台は海辺の家から湖畔の家へと変更されています。また、細かな設定が変更になってる部分も韓国版の方が良かったかなという感じです。
それでもやはり、両作ともプロットは二人の時間が少しずつ点でつながって、最後にすべてが線でつながったときの感動は同様ですよね。
あとアメリカ版の良さとしては、物語を優しく包むポール・マッカートニーの歌声が感動的ですね。
物語は。。。
2006年、シカゴの病院で働くことになった女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに。郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーヴス)からの手紙でした。。。
PS:お国柄は韓国版では犬が小型犬だったのがアメリカ版になると中型犬になるのは愛嬌ですね。

▪️Overview
01年製作の同名韓国映画を「スピード」以来12年ぶりとなるキアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックの共演でリメイクしたタイムトラベル・ラブストーリー。湖畔に建つガラス張りの一軒家に住む女医のケイトは研修を終えて新たな勤務先のあるシカゴへ引っ越すことになる。手紙の転送をお願いするために、次の住人に郵便ポストに置き手紙を残したケイトだったが、次の住人であるアレックスから奇妙な手紙を受けとる……。監督はアルゼンチン、オランダを経てハリウッドに辿り着いたベテラン映像作家アレハンドロ・アグレスティ。(引用:映画.com)
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