このレビューはネタバレを含みます
本土から泳いで香港に渡ってきた過去をもつ香港市民権も獲得できたタクシー運転手の中年男と、パキスタンから来た難民申請中の家族。タクシー運転手とパキスタンの父親が事故でトラブった挙句に父親の方を死なせてしまう。
深い後悔からタクシー営業権を売ってまでしてお金を工面し、パキスタンの息子を家族が望んでいたカナダ行きの密航船に乗せてあげるまでを。
自身の息子との確執も描かれているんだけど、そちらはちょっと消化不良な感じなのと、パキスタンの男の子が父親を死なせた犯人だと知り銃を向けるまで憎むのに、わりとすぐに和解しちゃうのが、うん?って思ったかな。
2024-126