六四二

星くずの片隅での六四二のレビュー・感想・評価

星くずの片隅で(2022年製作の映画)
4.0
”コロナ禍”の香港の市井の人であるザクが、自身がひとりで経営する小さな清掃会社に、かわい過ぎる子持ち女子を雇い入れることになった。
生活に困窮する設定だがそうは見えない。
盗癖があり、誠実とは言えないかわい過ぎる子持ち女子。そのルックを本作内では利用するシーンはないし、それに起因する大きなトラブルも書かない。作家の理想があり、自分が見たくないものを撮らないのかもしれない。
しかしながら、真面目であれ、腐るなというストレートなメッセージと、労働を尊いものと見せるやり方に好感を持った。
六四二

六四二