しゅん

役者のしゅんのレビュー・感想・評価

役者(1948年製作の映画)
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サッシャ・ギトリが父リュシアン・ギドリを演じ、後半にはサッシャ自身を演じる。演じることを主題にした映画において、「演じる」が複数の鏡に映されて無限に落ちていくような気分。父子の主題も混ざるから、余計に絡まって重なっていく。映し方と編集はとてもさりげないように思うが。

恋の成就が職業意識によって消える。その時、男女の間には絵画が写ってる。この絵画はなんだろうと思ったら、次に観た『祖国の人々』でちょっと謎が解けた。
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