美しい色と絵の世界
あんなにたくさんの色を使っているのに、うっとりするほど美しい。
お話も非暴力だったり、運命的なものを自分の手でなんとかしようと知恵と勇気と努力で、自分の人生を切り開いていく。
神様（運命）は「恐怖心を制し、自ら考える者」を助けるのだな。
よいおとぎ話だった。
久々にパンフレットを購入。
２次元的なアニメーションの絵によって、逆に余計な情報はカットし、見る人が集中できるし、単純化、抽象化することによって、様々な価値観を持つ人それぞれが、自分の感性で想像しやすかったりする。
アニメーションでないと表現できないものがあると思う。
リアルさは最重要事項ではないと思った。
最近のCGアニメは作品が違っても、登場人物がどれも同じ顔に見えてうんざりするけれど、この監督の作品は何度も見て、その世界にひたりたいと思った。
