このレビューはネタバレを含みます
狐狼の血2のときも思ったけど、斎藤工は現代人以外やらん方がいい おれには1人だけ異様に世界から浮いてる様に見える話し方
好きな題材だっただけに気になった、、、
その点草彅剛は市村正親ほどその辺を理解してる感じはないにせよ、声が余りにも映画館ばえするので聞いていて凄みがある
無理だとは思いつつももう少し回想と切り替わる時のエフェクトや、画面の綺麗さ、音の綺麗さをもう少し50s〜60sの時代劇に寄せて欲しいのと、せっかく雪とか橋とかあるからもう少し引きで決め決めのショットが見たかった。
でも門に走ってるとこの影のやつはかなりよかった。
あと、"清廉潔白の呪物"としての碁盤に良い意味で影響されて改心する萬屋、「水の澄んだ世界」に最後まで入り切れず刀を抜いてしまう柴田、もはや"権化"だったが碁盤を切ることで決別した柳田、という三様は良くできていた
追記:『悪は存在しない』を観て確信したが、劇伴がかなり良くない
総じて、いま勢いのある邦画に水を差すような"ウェルメイドな目配せ"のある作品を白石監督が作ってどうする、、、という感想