このレビューはネタバレを含みます
7.16リハビリハシゴシネマの2/3。
悪魔憑き型ホラーがマジで苦手なんだけど、信頼筋からの「これ馬鹿ホラーの部類だから笑って観られるよ」という情報と、「オーヴァーロード」の監督やんけ!という興味。を頼りに観てみた。成程、構造からしてボンド映画みたいだし、内容も陽性。からりと楽しめた。いや007を馬鹿と言ってる訳ではなくて。馬鹿なのもあるけど。
ジャンル的にしゃーないけど「信じる者は救われる」という帰結にならざるを得ないので、その言葉に唾棄してきたマンにとっては白けるとこもある。が、ラッセル•クロウが演じたアモルト神父という“いかがわしさ”満点のキャラクターを生んだ時点で正解出してる感じですかね。
宗教に対する考えはどうであれ、破戒僧キャラはエンタメに於いてはいつだってパンクな魅力を放つから好ましい。アモルト神父は割と敬虔な感じで破戒しとらんが、女の子にちょっかいは出すしアル中だしまあその部類やろ。こいつの次のミッションを観たいと思うくらいには楽しめましたよ。
ホラー描写には微塵も真新しさ&目新しさを感じませんでしたがー。
備忘録
「2%の解明できないナニ」それこそが真の悪魔憑きだ、って言葉にリアリティを感じてる人やらレビューやらに触れたけど、数値を出して何かを語るってことこそ騙りの常套なんだよなぁ、、などと思うんだけど余計な事言ってる感ある。