ラッセル・クロウがエクソシストやるだけでも何か面白いのに、冒頭神父の格好をしてカブで爆走するラッセル・クロウの映像が流れるのが面白すぎる。
とはいえ、中身はいたって真面目で。
真面目にザ・王道のエクソシスト映画って感じのエクソシスト映画でした。
ちゃんと憑依したら目の色が赤くなるし、詠唱バトルはあるし、十字架はちゃんと逆さまになるし、首180度回転や関節ボキボキもちゃんとある。
やっぱり、エクソシスト映画は関節が捻じ曲がらないとね！
これは実話を元にした作品である、からのいやどう見ても盛りすぎだろって感じの悪魔とのけっこう物理的なバトルの流れは死霊館シリーズで見慣れた展開なのでそこまで違和感無し。
前半頼りなかった見習いの神父が後半エクソシストとして覚醒するのは、「キングズマン」的な師弟関係バディものっぽくて正直ワクワクしたし、正直続編があったら見たいと思った。
ただ、予想を超えるほどの刺激的な展開や演出があったわけではないので、まぁあくまで程良く面白いって感じ。
