あける

ヴァチカンのエクソシストのあけるのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.8
予告見た時から「絶対観たいやつじゃん…!」ってなってたので満足w

とにかく事の起こり方が唐突ー!展開が高速ー!なので家族の細やかな感情とか脅威への導入シーンとかなかったのでいきなり悪魔憑き!始まったよ!ってな感じでゴリ押しされそんなに人間関係のドラマチックさはなかった。
もう少し少年と姉とお母さんに思い入れも持ちたかったけどメインは悪魔祓い!土地の謎!神父共闘!というメインのラッセルクロウを存分に楽しむアクションみ溢れるエクソシストという点においては(とはいえスクーター乗ってる可愛いクロウと足蹴りで即ドア壊せるクロウくらいだけど)特殊効果も含めてどれも派手で見たいものは見れたので全然じわじわ怖いとかなかったけど満点でした💯
(悪魔憑きの怪奇な動きはもっと見たかった)

残念だったのは悪魔祓い系で求めるのは祓うシーンで観てる私自身の気持ちも祓われて浄化された気分に頭がスーッとなることなんですけどそれはなかったので惜しかったです。
むしろ聖職者の持ってたアイテム最強過ぎん?となった。
たぶん信仰心薄いと発揮できない感じなんだろうけど。

あともう少し自分に教会やら悪魔祓いやらの知識があるとやっぱ楽しめるのかなー?とか思ったり。
なので祓う佳境のシーンとかワクワクして見てはいるけど冷めるか冷めないかのギリギリを攻めてくる印象ではありました。
結局何がなんだったのかはっきり分かってもないしな……ふんわりとしている……

どうも悪魔って概念より悪霊の概念のが文化的に強いのでピンと来ないけどエンタメとしてだいぶ楽しかったです。



(友人から霊を清め?土地を浄化したりする話を聞くのでまぁ大変だな、霊能力も、とは思いますわ。
こういう土地によっての力の出方が違ったりするだろうなぁとかそのへんは気になる)
あける

あける