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ヴァチカンのエクソシストのひでのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.2
エクソシスト 続編や 色々 関連する 映画に ことごとく 裏切られてきたので 今回も このバチカンのエクソシスト 期待はしなかった。 それはさておき。 悪魔は そんなに 特別なもんじゃないと思う。昨今の ニュースは 悪魔の仕業としか思えない 事件が 次から次へと出てくる。 自分の子を 殺したり。 また 電車内で 包丁を振り回して 人を殺したり そして 高齢者宅に 金品を奪う目的で 強盗に入ったり 日本国内で 連日 報道されるニュースは 悪魔の 所業でしか思えない。 地獄は 特別な場所じゃない 現在 ここにいる場所が 地獄に変わったり はたまた 天国に変わったりするんだなと 考える。 さて この映画 実に ラッセルクロウは いい味を出してる。 神父 といえども 人間 人間の持つ 苦悩 過ちを実によく表現している。 大好きな役者である。 エクソシストの ダミアン神父は 母親を 助けれなかったという無力さに 信仰を 捨てたいという ジレンマに犯され そこを悪魔が 攻撃する。 今回の 映画も ガブリエール神父の 過去の過ちを 悪魔は攻撃してくる。 神に 告白し 許しを得たといえども 本人の自責の念は 消えることがなく 後悔の 念に 包まれている 。そこを悪魔は 攻撃してくる。 バチカンの持つ 黒歴史 これが明らかになって 物語が進んでいく。
持論であるが 悪魔は 人間誰しもの心に潜んでおり 反対に 神も 人間だらしの心に 潜んでいる。 問題は どのような原因で表面上に出てくるかである。
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