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ヴァチカンのエクソシストのIDEAコメント休止中のレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.0
『エクソシスト』(1973)のテイストをしっかりと意識しつつも、現代風(?)に神父ラッセル・クロウがスクーターで現地に乗りつける。
これが最新トレンドのエクソシストか!

たまに挟んでくるしょうもな…いや小粋なギャグがたまらなく楽しく、意外にも謎解きアドベンチャーな要素もあって、個人的には『エクソシスト』×『ナショナル・トレジャー』といった感じのご機嫌な作品だった。

なんでも、ラッセル・クロウはホラーが苦手だそうでそういった意味で苦手なホラーに主演した貴重な作品でもある。
(まあ、今作はあんまり怖くはないけども)

今回の悪魔以外にも199体いるらしく、じゃあ2作目は66体目退治、完結編は200体目退治の3部作構成を期待したくなるくらいには快作であった。
が、この手の作品の続編は多分コケるのでやめておいた方が無難だが。
何かの手違いで制作された場合は観に行きます←


パンフレットはしっかりとした質感のA5サイズで持ち運びやすく、中身はテキスト重視で眼が疲れる。
が、神々しく佇む神父さま(ラッセル・クロウだが)の表紙には祈りを捧げる他なく、そうかこれは今作ファンの聖書なのかもしれないなどとくだらぬことを考える。

…これ、主演ニコラス・ケイジでも良かったな?