柿トマト

ヴァチカンのエクソシストの柿トマトのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.0
ヴァチカンのエクソシスト

実在した悪魔祓いの悪魔との壮絶な戦いを描くホラーバトル作品。ヴァチカンのチーフ・エクソシストのガブリエーレ・アモルト神父をラッセル・クロウが演じる。

ホラーが苦手な自分からすれば、“絶対に”映画館で見ないような作品の1つだったが、SNSでの話題が本作を鑑賞する決め手になった。例えば太ったラッセル・クロウが街中を小さいスクーターで走っているビジュアルが公開された時は話題になったし、公開された現在ではそのファンアートが作られるなどの盛況ぶりだ。

さらに本作のプロデューサーのジェフ・カッツ氏が大の日本好き(特にプロレスファン)ということで、日本の映画ファンとの微笑ましいSNSでの交流も話題性に一役買った。

遅ればせながら見てきた結果としてはホラー映画としては怖くなくて、まあまあ面白いというでき。本気で怖がらせてくるというより、アモルト神父と若手のトマース神父との熱い友情と対悪魔戦での共闘。ヴァチカンが隠してきた「そんなことあるのか?」といういい加減な陰謀論が大きなテーマとなっている。

何にしても面白おかしいエンタメに振り切った作品になっている。
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