てるる

ヴァチカンのエクソシストのてるるのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.5
通称ヴァチクソ!
公開2日目に行ったけど今更レビュー。
グラシネ応援上映行けなかったのが心残り。

元々洋の東西を問わず、悪霊・悪魔祓い系の映画大好きなのだけど、ラッセル・クロウがエクソシスト役ってだけでもう面白い😂

「アオラレ」では煽りまくってたラッセル・クロウが今作では悪魔にアオラレまくりで更に面白い😂

ちょっとぽっちゃり体型でベスパに乗って移動するの可愛い。
これラッセル・クロウのアイディアらしい。

でもこのアモルト神父は実在のエクソシストというだけあって、悪魔祓いのシーンは本格的!
しかもこの悪魔がかなり強い!

と思ってたら後半はどんどんスペクタクル感やエンタメ感が増してって、人体破裂やらご降臨やら光の爆発やらド派手な演出が最高。

かませ犬かと思ってたトーマス神父。
若気の至りで女性関係やらかしたみたいだけど、まさかのバディ感。
血みどろ姿いいよ~👍🏻

キャスティング、ストーリー、演出、どれを取っても隙のない作り。
ここ最近のエクソシスム映画でも出色の出来だけどそんなヒットするとは思わず。

配給会社的にも日本では2週間程度の上映で1500万稼げればいいかなという謙虚すぎる想定が意外にも日本でプチヒット。

プロデューサーのカッツさんが日本語堪能ということもあり、ファンアートや感想ツイートにリプしまくって大盛り上がり。

この相乗効果で上映期間が伸び、観られる人が増えてまた口コミで広がるという理想的な展開で、興行収入も2億円を超えたのだとか。

某「〇たちはどう生きるか」みたいに宣伝しないとかパンフ後から発売しといてショボいとかファンをないがしろにするんじゃなくて、こういう制作側の至極真っ当な姿勢を見せてくれてありがとうの気持ち。
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