観た。
面白かった。
尺もそんなに長く無いし、テンポが良くて、エンターテイメントとして楽しく観られた。
ラッセル・クロウが実在したチーフエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父を演じる。ベスパを乗りこなす神父が絵になるし、チャーミングで良い。
枢機卿とか、教皇という言葉が出てくると教会の事とか詳しくは無いけど、単純にワクワクしてしまう。猊下とか聖下とか。
お話はシンプルで、子どもに憑いた悪魔をとり払うというもの。そこにアモルト神父やトマース神父の過ちが絡み、ヴァチカンの悪行も絡み、克服するというもの。
またこのトマース神父が良かった。冒頭からの感じだとモブ的な役割かと思いきや、何なら最後いちばん活躍したかも、と。血まみれの姿はやり切った感あって良い。
悪魔に取り憑かれた時の暴れ方は、元祖の映画を踏襲もしているのかな。声が変わり、相手を吹っ飛ばしたり、風が吹いたり。目が変わったり。
シリーズ化を匂わせる終わり方。
繰り返しになるけど、エンターテイメントとしては面白かったので期待。
最後に実際のアモルト神父のお写真が見られる。本当にチャーミングな方だったんだ。
ジュリアス・エイヴァリー、監督