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ヴァチカンのエクソシストのmakoのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.8
《悪魔は存在する。今でも―》
◎76点

監督: ジュリアス・エイヴァリー。
日本版字幕: 伊原奈津子。

ガブリエーレ・アモルト神父(1925年~2016年没)。
カトリック教会の総本山ヴァチカンのローマ教皇に仕え、生涯で〈数万回の悪魔祓い〉を行った実在のチーフ・エクソシスト。
人間に取り憑いた〈邪悪な悪魔〉との壮絶な戦いを記した著書「エクソシストは語る」を基に映画化。

悪魔に憑かれた人間の、98%の原因は悪魔ではない。
しかし2%は…。

ガブリエーレ・アモルト神父(ラッセル・クロウ)は、普段はジョークを言って笑わせる、ちゃめっ気がある陽気な神父さん。
ジョークは悪魔が嫌がるそう。
愛車はベスパ※。
大きな身体でベスパに乗って行く姿は可愛らしくも見える。

悪魔が憑いているかどうかの判断は難しそうだけど、アモルト神父は長年の経験で大抵分かるみたいだった。
冒頭で悪魔祓いの依頼を受けたアモルト神父は、それが悪魔かどうか見破る。

悪魔祓いのメインは、1987年7月サン・セバスチャン修道院。
ローマ教皇から直接依頼を受けたアモルト神父は、憑依された少年の悪魔祓いに向かう。
ヴァチカンからスペインへ、ベスパで!
えっ、ベスパで行ける距離なの?!と鑑賞中に思った。
荷物もあまりなく、めちゃ身軽に行くものだからちょっと可笑しかった😁
むらむらさんが教えてくれたけど、福山から東京くらいの距離なんだって笑
いやいやベスパでその距離はしんどいよ😅

話を戻します。
サン・セバスチャン修道院を改修して売りに出そうと思っていた母親。2人の子どもがいて(姉弟)、取り憑かれたのは少年。
若い神父トマースでは歯が立たず、アモルト神父と共に調査を開始する。
取り憑かれた少年が不気味で怖かった😱
部屋の中では、ポルターガイストが起き、奇妙な音も聞こえる。

悪魔と対峙する神父たち。
悪魔は神父たちの弱い所(触れてほしくない過去)をつき、惑わせる。

怖かったけど面白かった♪
ラッセル・クロウの神父役、似合ってた😊


鑑賞した日は、1日1回で上映時間が22:10~24:05回しかなかった。
しかも貸切だった😱
映画も怖いし、大きなスクリーンで1人の鑑賞も怖かったよ😢
ホラー映画を観るには最適な時間だったかも笑


※ベスパについて
ベスパと書きましたが、yukiさんのご指摘があり、イタリアのランブレッタだそうです。
ベスパのライバルで名門ブランドのスクーターだそうです🛵
文中は間違いのままにして、ここで訂正とさせていただきますm(*_ _)m


劇場鑑賞数 #93
2023鑑賞数 #104
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