ラッセル・クロウだし、エクソシストがテーマだし、見るしかない！！
ホラーというより謎解き感があって、気軽に楽しめる作品でした〜。
「死霊館」シリーズが好きなので、今作ではどのようなエクソシストなのか楽しみだったが、そこに至るまでの「確認」の過程、「真の目的」「修道院の謎」といった「調査」の過程が見応えあり。「目」が新たにぬっと出てくる描写は、怖いけどキレイ〜！となった。
悪魔にも階級がついていて、主人公たちの罪悪感や後悔を利用する「悪魔あるある」を、今作ではじっくり見させられた。ラッセル・クロウの独壇場を予想していたので、若い神父さんにも見せ場があって、最後まで楽しめました。
逆さ十字架、黙示録、神々しく登場するマリア様…といった「キリスト教要素」、教会内でのいざこざ、など多くの要素が詰め込まれていて、飽きさせない作りだった。
ただ、修道院でその昔起こったことに関する説明はあっさりしていたので、もう少しその当時の描写だったり、封印された場所でのおどろおどろしい描写があっても良かったな〜、とは思う。
ラッセル・クロウの茶目っ気、乗っているバイクが可愛かった。
今作は思ったより、かなりライトな作りなので、個人的には「コンスタンティン」の方が雰囲気的に好きだけど、続編ありそうな終わり方なのでその際は見たい。
ちなみに、一緒に見た父に指摘されて気づいたが、主人公の道具セットの一つの紋章が「コンスタンティン」のライターと同じで、ちょっぴり興奮。
